退職後、不安の中で感じた解放感|少し自分に戻れた話

退職後と暮らし

どうも、ふうです。

退職することに、不安を感じる方は多いと思います。

「辞めたい」と思っていても、本当に辞めていいのか分からない。
いざ退職を決めても、

「これからどうすればいいんだろう」
「当てもないのに辞めてしまった」

そんな不安を感じることもあると思います。

実際、私もそうでした。

今でも、自分の選択が完全に正しかったのかは分かりません。

それでも、仕事を辞めたとき、私はある種の“解放感”を感じました。

もちろん不安がゼロになったわけではありません。

でも、

「もう無理に合わせ続けなくていいんだ」

という感覚が、確かにありました。

この記事では、退職後に私が実際に感じたことや、生活・気持ちがどう変わっていったのかを書いてみようと思います。


休職中も、完全には仕事から離れられなかった

私は退職する前に、休職期間がありました。

休めたこと自体はよかったのですが、正直、人事とのやり取りや書類関係などでストレスは続いていました。

連絡が来るたびに気持ちが沈んだり、不満やトラブルを感じることもありました。

在職時よりかは心身ともに休まりましたが、

「休職=完全に休める」ではありませんでした。

だからこそ、退職が決まったときは、

「もうこのやり取りをしなくていいんだ」

という安心感がとても大きかったです。


休職中の過ごし方については、こちらの記事でも詳しく書いています。


不安より、解放感の方が大きかった

もちろん、退職に不安がなかったわけではありません。

私は双極性障害と診断されたこともあり、「これからちゃんと働けるんだろうか」という怖さもありました。

でも、その不安以上に、

  • 自分らしく生きたい
  • 無理に合わせ続けたくない
  • もっと違う生き方をしたい

という気持ちの方が強かったです。

退職した直後は、

「なんでもできる気がする」

という不思議な感覚がありました。


ご飯がおいしくなって、体調が戻ってきた

退職後、一番大きかった変化は、食欲が戻ってきたことでした。

働いていた頃は、会社や人前だとほとんど食べられず、家に帰るとお腹が空くような状態でした。

常に気を張っていたんだと思います。

退職後は、仕事のことを考えるモヤモヤが減って、ご飯がおいしく感じるようになりました。

その頃から飲み始めたサプリの影響もあったと思いますが、胃腸の調子もかなりよくなりました。

ご飯がおいしく感じられるだけで、人生がかなり良くなった気がしました。

在職時は169cmで45kgほどしかなかった体重も、退職後は52kgくらいまで戻りました。

今はさらに少し増えています。

体調への不安が減ったことで、

「これなら何かできるかもしれない」

と思えるようになったのは大きかったです。


小さなことに幸せを感じられるようになった

退職後は、長時間散歩したり、料理をしたり、本を読んだりして過ごしていました。

めちゃくちゃ意欲的に活動していたわけではありません。

でも、

  • 外を歩く
  • ご飯を食べる
  • 本を読む
  • 好きなものを見る

そんな小さなことを楽しいと思えるようになりました。

青春18きっぷで旅をしてみたいとか、大学時代にやりたかったことをやってみたいとか、経験そのものに魅力を感じるようにもなりました。

旅はまだ行けていませんが、それでも、

「やってみたい」と思えることが戻ってきたのは、自分にとってかなり大きかったです。


退職後、自分の「好き」を思い出し始めた

休職中は、「なんとなくやりたいことをやる」という感じでした。

でも退職後は、

「自分って、本当は何が好きなんだろう」

と考える時間が増えました。

何気なくやってみたことから、

「そういえば昔もこういうこと好きだったな」

と思い出すことも増えました。

就活や仕事をする中で、私はずっと、

  • こうした方がいい
  • こうしなければいけない
  • 普通はこうするべき

というものに合わせ続けていた気がします。

でも今思うと、それは仕事だけではありませんでした。

中学や高校くらいから、ずっと気を張って生きていた気がします。

周りに合わせたり、ちゃんとして見られようとしたり、「普通」でいようとしていたのかもしれません。

その中で、少しずつ“ピュアな自分”から離れていっていました。

仕事を辞めるまで、私はそのことに気づいていませんでした。

でも退職後、いろいろなものが少しずつ剥がれていく感覚がありました。

昔好きだったことを思い出したり、

「自分って、もともとちょっと変わってたよな」

と思い出したり。

成長する中で消えていった、自分のユニークさが少しずつ戻ってきた感覚がありました。

無理に周りへ合わせ続けていたんだと思います。


仕事だけが悪かったわけではないと思う

もちろん、仕事や環境の影響はあったと思います。

でも今振り返ると、仕事だけが悪かったわけではありませんでした。

私は昔から、

  • こうしなければいけない
  • ちゃんとしないといけない
  • 人に迷惑をかけてはいけない

と、自分で自分を縛っていた部分もかなりあったと思います。

実際には誰もそこまで求めていないのに、自分の捉え方や思い込みで、自分を苦しめる部分もありました。

だから退職後は、仕事から解放されたというより、

「自分で自分を縛っていたもの」

から少しずつ解放されていった感覚に近かったのかもしれません。


お金だけじゃない、自分の軸ができてきた

以前は、かなり極端に節約していました。

もちろん節約は悪いことではありません。

節約をしていたからこそ、退職をするという判断に踏み切ることができました。

でも、

「お金のために、自分を削りすぎる」

ことも多かった気がします。

退職後は、

  • ここにはお金を使っていい
  • これは自分に必要
  • これはあまり幸せにつながらない

という感覚が少しずつ分かるようになってきました。

お金以外の“自分の軸”ができたことで、以前より本質的に考えられるようになった気がします。


性格も、少しずつ変わっていった

退職後は、余裕が出てきたことで、笑顔も増えました。

自分に対する厳しさも減り、人に対してイライラしたり、ケンカ腰になることもかなり減ったと思います。

働いていた頃の私は、余裕がなくて、周りにも自分にもかなり厳しくなっていました。

でも少しずつ落ち着いてくる中で、

「そういえば、自分って本来こんなにピリピリした人間じゃなかったよな」

と思いました。

昔の自分に完全に戻ったというより、もともと自分の中にあった穏やかさが、少しずつ戻ってきた感覚に近いです。

それだけ、働いていた頃は余裕がなかったんだと思います。


解放感だけで終わらない現実もあった

もちろん、退職してすべてが解決したわけではありません。

むしろ、どういうふうに生きたいかを考えるようになったからこそ、増えた悩みや不安もあります。

私は傷病手当金も制度上、休職期間中しか受け取ることができなかったので、金銭面での不安もありました。

退職をして、安定を失ったことも事実です。

その不安から、「働かなきゃ」と思い、双極性障害と診断されたまま、自己判断で通院をやめました。

本来であれば、医師に相談しながら進めるべきことだと思います。

ただ、それでも私は、前の自分よりも少し自分のことを好きになれたと思っています。

いつからか避けて、見失っていた本来の自分を、少しずつ受け入れられるようになりました。

今も、改善したいことや、お金を稼ぎたい気持ち、理想と現実のギャップはあります。

それでも、以前よりは自分らしく、楽しく暮らせるようになってきたと感じています。

傷病手当金については、こちらの記事でまとめています。


まとめ|仕事を辞めて、自分に戻る時間もあっていい

退職すると、不安はあります。

周りの目も気になるし、お金の問題もあります。

でも、

「もう無理に合わせ続けなくていい」

そう思えたことで、少しずつ心と体が戻ってきた感覚がありました。

もし今、

  • 無理をし続けている
  • 自分が分からなくなっている
  • 常に気を張っている

そんな状態なら、一度立ち止まることも悪いことではないと思います。

すぐに答えを出さなくても、少しずつ、自分を取り戻していけばいいのだと思います。

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